オランダの教育

【世界の教育を知ろう 〜オランダ編〜 】at co-arc

お話・山崎萌果さん/モデレーター・上坊信貴さん

を聞きに行ってきました(๑・ᴗ・๑)



私がオランダの教育に興味を持ったのは一冊の本から。


教育現場で働く中で日本の教育の課題に直面した時に、”多方向からのアプローチ”や”他国の教育現場”に関心が出て読んでいた時でした

(この本のおかげで著者の辻井正さんがどんな方かを調べているうちに、おもちゃの持つ意味や、アナログゲームの発達への働きかけなどを学ぶきっかけにもなりました)

この本には、保育現場の環境がどのように整えられ、先生や親がどんな寄り添い方をしているのか、などが書かれていて、その時からなんとなく

「オルタナティブ教育にはどんなものがあるのだろう・・・」

と少しずつ少しずつ、調べたり本を読んだりしていました


そして、リトミック研究センターでは【モンテッソーリ教育】を学びました

※リトミック研究センターのリトミックは、モンテッソーリ教育の理念を取り入れています


もちろんオルタナティブ教育全般に関しては専門に勉強したわけではなく、知識もかじった程度だったので、今回のテーマのようなイベントがとても興味深く、参加させていただきました(*◕ᴗ◕*)



山崎さんは柔らかい雰囲気の中に自分の軸を持たれていて、オランダの教育について実際に見てきたことをわかりやすくポイントを押さえて伝えてくださいました


●オランダと言えば【イエナプラン】が大きく捉えられがちですが、他にも【ダルトン教育】【シュタイナー教育】【フレイネ教育】【モンテッソーリ教育】などなど、様々なオルタナティブスクールがある事


●そして、それは学校の1割ほどで、9割は一般校

一般校にも特色があり様々な教育様式を取り入れている事


●日本と比べて、性教育がどのような方針でなされているか


●学校の進学などはどういう風に決められているか


などなど、たくさんの内容で盛りだくさんでした

中でも印象に残った言葉が

《多様性に対して尊厳の念を持って関わる事》

これをオランダではとても大切にしています


ということでした


子どもたちが自分で選ぶ力・自分自身を見つめる・表現する力、を大切にしている教育の根本なんだなぁと思いました

そして後半にあったディスカッションでは


『子どもたちの学びの意欲を引き出し、学ぶ大切さ・楽しさを伝えるためにどんなことができるだろう?』


というテーマで、様々な背景を持った参加者の方たちとお話ができて、いろんな観点から教育を見つめることができました


その後、上坊さんがグループ内で話された内容に対して、自分の考えを伝えてくださる場がありました

私は日本の教育の悪い所にばかり考えが行きがちで、どうしたものやら…という所で頭が止まってしまっていたのですが、上坊さんは違いました

「日本の学校教育にはやはり日本良さもあって、そこで補いきれないところを家庭や大人がフォローするような形があってもいいと思う」


ということを言われていて
「あぁ、なるほどな。頭を柔軟に。良いところはいいと認めることも大切だ」
と気づかされました(u_u)


2020年、年が明け始めての講座、いい刺激をたくさんもらった2時間でした(^_^*)

Olu’olu リズム広場

Olu’olu(オルオル) はハワイの言葉で 「心地良い」という意味 木陰のベンチで小さい子からお年寄りまで ぶらりと出て来てはコーヒーを飲んだり遊んだり そこに素敵な音楽が流れて とても居心地がいい そんな場所を作れたらいいなぁ という思いで オルオルリズム広場と名付けました。

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